普通の車とどう違う？気になる軽自動車の買取

軽自動車は普通車と同じ公道を走る車ですが、性能はもちろん税金の金額やナンバープレートの色など色々な部分が異なります。故に買取事情も異なってくるので、この記事ではどのような違いがあるかなどを紹介していきます。

一般的には安くなりがち

普通車と軽自動車の販売価格を見ると分かりますが、普通車の方が高額です。それはエンジン・タイヤのサイズなどが異なり軽自動車よりもスムーズに走行できるからです。普通車に迫るほど高額な軽自動車もありますが、軽スポーツなど特殊な場合を除いて軽自動車が普通車のスピードに勝つのは難しいです。
つまり同じような走行距離の普通車と軽自動車があった場合、高くなるのは普通車です。もし普通車の車体に傷が付いていたり、エンジンオイルを交換していなくてエンジンが寿命寸前などコンディションが悪い場合は軽自動車と同じぐらいの買取額になるかもしれません。
ただ、やはり軽自動車は新車の車体価格がリーズナブルという利点がある分、買取に出す時は辛い査定になりがちです。

高まる軽自動車需要

昨今の自動車業界は、軽自動車の一人勝ちと言っても過言ではないほどの状況です。軽自動車の人気は加熱しており、普通車を淘汰してどんどん販売台数を伸ばしそうな勢いです。その理由は様々ですが、企業努力によって走行性能がアップしているにも関わらず税金などの維持費が安いという理由が考えられます。
需要が高まっているという事実は、買取額に好影響を与えます。買取業者が多少出血覚悟の買い取りをしたとしても、その軽自動車がすぐさま売れる見込みがあるのであれば業者は喜んで買い取ります。業者にとって特に困るのが、買い取った軽自動車が何年も売れずに結局売れ残ってしまうケースです。しかし世の中で軽自動車の需要が高まっているのであれば、売れ残りリスクが低くなります。

コンディションが重要

軽自動車に限らず全ての車に当てはまりますが、車のコンディションが良いほど買取額も上がります。特に軽自動車は新車価格がそれほど高額ではないので、中古車と新車を比べた時に大差がないようであれば、新車を買った方が良いという判断になります。
もしエンジンも駄目、タイヤもボロボロなどコンディションが悪い場合はお金をかけて再生するのが大変になります。お金をかけた分、それを取り戻す為に販売価格も上げざるを得ないので魅力が下がって売れ残る可能性があります。
コンディションを良くする為には、一にも二にもオイル交換が大切です。エンジンオイルは車の心臓部であるエンジンを守るものなので、数千キロ走行したら交換しないといけません。それで車体の傷などがなければ、良い査定額が提示されます。