価格を左右する？車買取前に行うべきメンテナンスとは

少しでも車買取の査定額をアップさせるためには事前のメンテナンスが欠かせません。外装、内装、エンジン部分のそれぞれのメンテナンスで注意すべきポイントをこれから紹介していきます。面倒だと思わずに是非参考にしてみてください。

外装をキレイにする

外装のキレイさは大事なポイントで、キズやヘコミは査定金額に影響してきます。しかし修理に出すと逆に修理代が高くついてしまう可能性があります。そのため浅いキズや擦りキズは市販されている研磨剤でなるべく消すようにしましょう。大きなキズに関しては無理に素人が消そうとしてしまうと、さらに悪化させてしまう危険性があるので下手に触ってはいけません。ヘコミは、その部分をドライヤーで加熱して、ホームセンターに売っているエアーダスターで逆噴射すると元の形に戻せます。そして忘れがちなのがタイヤとホイールです。査定士に好印象を与えるためにもピカピカにしておくのが大切です。ステッカーを貼っている場合は熱湯をかけることでキレイに剥がせます。査定に出す前には、洗車をして、ワックスをかけておきましょう。この数時間でできる作業を怠ると、数万円の査定ダウンにつながる可能性もあるので非常に大事です。

車の心臓部分であるエンジン部分のメンテナンス

エンジンオイルに濁りや汚れがあるとメンテナンスを定期的に行っていないと思われて査定額に影響してきてしまいます。そのため、エンジンオイルに濁りや汚れが目立つ場合は、査定前にオイル交換を行っておきましょう。エンジンの動作確認や異音の有無なども確認しておく必要があります。エンジンルームは普段目に見えない場所ではありますが、埃や油で汚れていれば印象が悪くなり査定額に影響してきます。エンジンルームは多少の水なら入っても大丈夫なように作られていますが、電線の接続部分のカプラーなどは水を避けて掃除しなければなりません。基本的にはエンジンルームはエンジンクリーナーを使用してスポンジやブラシで洗ってください。また、エンジンルームの丸洗いや高圧洗浄機での洗浄は行わないようにしましょう。

内装のメンテナンスでポイントアップ

まず車内に小さなゴミや食べカスなどが落ちていないか見渡し、車内全体がキレイな状態か確認しましょう。ゴミや食べカスが落ちている場合は、掃除機やブロワでキレイに取り除きます。車内のフロアマットも査定対象になるので、汚れがある場合は歯ブラシやたわしで隅々までキレイにしておきましょう。車内で喫煙していた場合は喫煙による臭いの有無も大事なポイントです。査定の2週間ほど前から無臭の消臭剤を置き、車内での喫煙も行わないようにしましょう。シートのシミや汚れは、蒸しタオルで汚れを浮かしてから、重曹を入れた液体を含ませた雑巾で数回拭き、仕上げにお湯を含ませた雑巾で拭くとキレイに取り除けます。天井が黄ばんでいるときは、中性洗剤をかけてお湯を含ませた雑巾で丁寧に拭くと汚れが落ちやすいです。